唯我独尊とは、本来はお釈迦様が誕生した際に言ったとされる「天上天下唯我独尊」に由来する言葉です。単なる自己中心的な態度のことではなく、「生きとし生けるすべての存在は、誰とも代わりのきかない唯一無二の尊い生命を持っている」という仏教の根本思想を表しています。
日常では「自分だけが偉いと思い上がる姿勢」という否定的な意味で使われがちです。しかし本来は、誰もが他者と比較されることなく、ありのままの存在として等しく価値があることを肯定する、深く温かなメッセージを含んでいます。