ツーファイブ進行とは、曲のキー(調)における2番目と5番目のコードを連続して演奏する、ポピュラー音楽で最も代表的なコード進行です。5番目のドミナントコードが持つ強い緊張感と、それが1番目の主音へ解決しようとする強い引力を利用しており、2番目のコードを挟むことでスムーズかつ滑らかな展開を生み出します。ジャズを中心にJ-POPやR&Bなど幅広いジャンルで多用され、コード進行の中に転調のニュアンスを加えたり、曲の展開に心地よい浮遊感やストーリー性を与えたりする役割を果たしています。

キーCメジャーにおける基本のツーファイブ進行(およびトニックへの解決)は以下の通りです。
Dm7 → G7 (→ C)
* II (ツー): Dm7 (ドミナントへの繋ぎ役・サスペンス感)
* V (ファイブ): G7 (強い緊張感を持つドミナントコード)
* I (トニック): C または Cmaj7 (着地して緊張が解ける解決のコード)
ジャズやJ-POPでは、テンションノートを加えて Dm9 → G7(♭9) → Cmaj7 のようにオシャレな響きにアレンジして使われることもよくあります。