『サキソフォン・コロッサス』(Saxophone Colossus)は、ジャズ・サックス奏者ソニー・ロリンズが1956年に録音・発表したモダン・ジャズ史に燦然と輝く大名盤です。「サックスの巨人」を意味するタイトルの通り、豪快かつ構築美に溢れたロリンズのテナー・サックスを存分に堪能できます。ピアノのトミー・フラナガン、ベースのダグ・ワトキンス、ドラムのマックス・ローチという豪華な陣容が参加し、軽快なカリプソのリズムを取り入れた名曲「セント・トーマス」や、叙情的なバラーディズムが光る「ユー・ドント・ノウ・ホワット・ラヴ・イズ」などを収録しています。ハード・バップ黄金期を象徴する、初心者から愛好家まで必聴の一枚です。
『サキソフォン・コロッサス』のオリジナルLP盤は、1957年春(3月〜4月頃)にアメリカのプレスティッジ・レコードからリリースされました。
なお、録音日は1956年6月22日です(ニュージャージー州ハッケンサックのヴァン・ゲルダー・スタジオにて1日で録音されました)。表記によっては「1956年作品」や「1956年発売」と案内されることも多いですが、録音年と実際のリリース年にこのような差異があります。