オセアニアの民謡音楽は、自然や精霊への信仰、人間関係の儀礼と強く結びついた独自の世界観を持っています。オーストラリア先住民アボリジニのディジュリドゥによる重低音の持続音や、ポリネシア・メラネシア諸島に見られる豊かな声楽コーラスと手拍子・打楽器による力強いリズムが特徴です。またニュージーランドのマオリによる「ハカ」のように、歌・叫び・身体表現が一体となった舞踊歌も発展しました。近代以降は西洋から持ち込まれたウクレレやギターも馴染み、南国の美しい自然を映したおおらかで温かみのある和声美を響かせています。
オセアニアの民謡音楽
2026年08月11日