南北アメリカの民謡音楽は、先住民の伝統に欧州やアフリカの文化が交差して生まれた多様性が特徴です。北米では先住民の唄や太鼓に加え、欧州移民のフォークソングやアフリカ系の人々のブルース、カントリーが融合した独自の音楽が発展しました。中南米では、アンデス地方のサンポーニャやケーナなど先住民の管楽器が奏でるケーナ等のフォルクローレ、カリブ海やブラジルではアフリカ由来のシンコペーションや打楽器のリズムが主導するサンバやソンなどが生まれました。多様なルーツが混ざり合い、情熱的で躍動感あふれるリズムと郷愁を誘う旋律が今も生き続けています。