民謡とは、特定の地域や人々の生活の中で自然発生的に生まれ、口承によって代々受け継がれてきた伝統的な歌曲のことです。労働の作業歌や祝宴、信仰の場などで歌われ、庶民の日常の喜びや悲しみ、地域の風土や歴史が色濃く反映されています。
特定の作曲者はおらず、時代や歌い手ごとに少しずつアレンジされながら多様に発展してきた点が大きな特徴です。日本の民謡をはじめ世界中に存在し、素朴でありながらも人々の暮らしの記憶や魂、地域固有のリズムやメロディを現代に伝える文化遺産として親しまれています。