ジャズの超定番曲「枯葉(Autumn Leaves)」のコード進行は、メジャーとマイナーの「ツーファイブワン(Ⅱm7-Ⅴ7-Ⅰ)」が綺麗に交互に現れるのが最大の構造的特徴です。

前半部分は、メジャーキーのツーファイブワンからトニックへと向かう極めて素直で美しい進行を描きます。後半に入ると、同じ調性内のマイナーキーへとスムーズに明暗が切り替わり、マイナーのツーファイブワンを経て哀愁漂うマイナートニックへと着地します。

このメジャーとマイナーの美しいコントラストと、全編にわたって流れる四度進行の力強い流れによって、ジャズのアドリブや和声展開を学ぶ上で最も完成された最高の教材として世界中で愛されています。