ドナ・サマーが1977年に発表した『I Feel Love』は、プロデューサーのジョルジオ・モロダーらとともに制作された楽曲です。生演奏が主流だったディスコ全盛期に、ほぼ全てのパートをモグ・シンセサイザーの打ち込み音だけで構成し、ダンス・ミュージックにおける革新を起こしました。
完璧なグリッドに沿った連続する16分音符のベースラインと妖艶なウィスパーボイスのコントラストは世界中で大ヒットを記録し、全英チャートでも1位を獲得しました。この機械的な電子サウンドと没入感あふれるリズム構造は、後のハウス、テクノ、トランス、そして現代のEDMの直接的な原点として高く評価されています。