Cコードにおいてシの音がアボイドノートにならないのは、コードの核心であるミの音と綺麗に調和するからです。アボイドノートはコード構成音と半音でぶつかる音を指しますが、シはミに対して完全5度の良好な度数関係にあり不協和音を生みません。ルート音であるドとは半音で近接するものの、これは強い濁りではなく洗練された緊張感として作用し、コードをCメジャーセブンスへと拡張するおしゃれなスパイスになります。そのためロングトーンで伸ばしても心地よく響き、フレーズをドへ滑らかに繋ぐ通過音としても非常に有効に機能します。