3/4拍子と6/8拍子は1小節の長さこそ同じですが、リズムに生まれる「タメ」の有無と乗り方が大きく異なります。3/4拍子は四分音符を3つ並べた「1・2・3」の均等な3拍子で、タメを作らず規則正しく歩むような軽快さを持っています。一方の6/8拍子は、八分音符を3つずつ束ねた大きな2拍子です。「1・2・3」の3つ目でぐっと息を吸い込むようにタメを作り、その溜めたエネルギーを「4・5・6」の4拍目で次の波へ解き放ちます。この波やブランコのように「一度溜めてから押し出す」独特の大きなグルーヴ(タメ)こそが、6/8拍子ならではの情緒的な響きを生み出す最大の理由です。
3/4拍子と6/8拍子
2026年08月11日